目黒区の制度
目黒区の屋上緑化助成制度
目黒区の「屋上緑化助成制度」は、屋上に新たに1.0平方メートル以上を緑化(上空から見た実投影面積)などを対象にした目黒区の制度です。補助額は助成単価の合計と実際の工事費の低い方、上限70万円ほか。工事を始める前に申請が必要です。
この制度の要点
目黒区の要綱・案内・公式ページで確認した内容(10月24日時点)です。
- いまの受付
- 今年度の受付状況は公式ページに記載がありません
- 使える人
- 申請者と建築物の所有者が異なる場合は、所有者の同意があること、共同住宅等の場合は管理組合等の同意書などが必要
- 対象の工事
- 屋上に新たに1.0平方メートル以上を緑化(上空から見た実投影面積)、新植栽(土厚別)、ビオトープ池・鑑賞池等など
- 補助額
- 助成単価の合計と実際の工事費の低い方、上限70万円ほか
- 申請の時期
- 着工前に申請
緑化工事の前に対象確認を受けること。既に工事に着手している場合は助成対象とならない(対象確認申請書ページ) - 期限
- 記載なし
工事を始める前の申請が必要です。見積もりの段階で、この制度を使いたいことを業者に伝えておくと、書類の準備を進めやすくなります。
見積もりを依頼するリショップナビ(リフォーム一括見積もり)のサイトに移動します。
申請できる人と建物の条件
次の条件をすべて満たす必要があります。1つでも当てはまらないと、この制度は使えません。
申請する人
- 申請者と建築物の所有者が異なる場合は、所有者の同意があること
- 共同住宅等の場合は管理組合等の同意書などが必要
対象の建物
- 建築基準法などの関係法令を守っていること
- 緑化計画の対象物件は、緑化計画の認定を受けていること
- 耐荷重証明書などの提出が必要(ない場合は所有者の誓約書で代替可:よくある質問)
対象になる工事・ならない工事
要綱や案内で対象外と書かれている工事もあります。見積もりの段階で、工事の内容が対象に入るか確かめてください。
対象になる工事
- 屋上に新たに1.0平方メートル以上を緑化(上空から見た実投影面積)
- 新植栽(土厚別)
- ビオトープ池・鑑賞池等
- 既存樹木の移植(同じ敷地内の建築物から屋上へ移植した場合のみ)
- 縁石設置(石材・コンクリート・レンガ・タイルなどで、植栽基盤面から約2cm以上の高さで固定したもの)
- 自動潅水装置設置
- 草花や野菜の植栽(年間計画の提出が必要:よくある質問)
対象にならない工事・費用
- 屋上緑化に伴う建築工事(防水・防根工事)
- 既に緑化済みのもの
- 接道部から屋上への樹木の移動(よくある質問)
- 手動潅水の道具(散水栓、ホース、散水ノズルなど)や水栓設置などの水道工事・付帯工事(よくある質問)
- デザイン目的で植栽帯を区切るための縁石(よくある質問)
- 建築物の一部を縁石として使う場合(壁とつながった植栽用の縁石部分は対象:よくある質問)
- 人件費(見積書の対象項目から除く:よくある質問)
補助額
補助額は、対象になる費用に補助率をかけた額か、上限額のどちらか低い方です。
| 対象 | 補助率・単価 | 上限 |
|---|---|---|
| 新植栽・土厚30cm以上 上限は1件あたり70万円(壁面緑化と同一年度は合計70万円) | 助成単価の合計と実際の工事費の低い方 | 70万円 |
| 新植栽・土厚15cm以上30cm未満 | 同上 25,000円/㎡ | 70万円 |
| 新植栽・土厚15cm未満 | 同上 20,000円/㎡ | 70万円 |
| ビオトープ池・鑑賞池等 植物の量は水面の約3割が対象(よくある質問) | 同上 | 70万円 |
| 既存樹木の移植(樹高1.5m以上かつ幹周り0.15m以上) | 同上 10,000円/本 | 70万円 |
| 既存樹木の移植(樹高1.5m以上かつ幹周り0.15m未満) | 同上 5,000円/本 | 70万円 |
| 既存樹木の移植(樹高0.3m以上) | 同上 1,000円/本 | 70万円 |
| 縁石設置 | 同上 1,000円/m | 70万円 |
| 自動潅水装置設置 | 同上 2,000円/㎡ | 70万円 |
各区分に共通:30,000円/㎡
申請から受け取りまでの流れ
目黒区の案内と要綱に書かれている手順です。申請の前に工事を始めたり契約したりすると、対象外になります。
- 相談受付(窓口または電話。敷地面積200㎡以上の新築・増築は緑化計画の提出が必要)
- 対象確認:申請書類を正副計2部提出
- 現地調査(既存樹木の移植助成を受ける場合のみ、予約制)
- 対象確認の認定通知書が届いてから緑化工事に着手
- 変更申請(計画を変更する場合のみ)
- 工事完了後に交付申請(正副計2部)
- 完成後の現地検査(予約制、原則施主立会い)
- 交付決定・区長宛ての助成金請求書を提出
- 交付は請求書提出の約1か月後(時期により前後:よくある質問)
- 事前の相談
- 事前に窓口または電話で相談(現地調査・事前説明も可能)。緑化手法を組み合わせる場合は事前に相談が必要
- 申請の方法
- 書類を正副計2部(1部はコピー可)、みどり土木政策課みどりの係(目黒区総合庁舎6階)へ提出。受付は開庁日の午前8時半から午後5時。相談は窓口または電話
- 主な提出書類
- 【対象確認時】みどりのまちなみ助成対象確認申請書
- 計画図(案内図、平面図、求積図、立面図、断面図)
- 内訳のある工事見積書(写し)
- 工事着手前の屋上全体の写真
- 管理組合等の同意書など(共同住宅等の場合)
- 耐荷重証明書など
- 【交付申請時】みどりのまちなみ助成交付申請書
- 竣工図(平面図、立面図、断面図)
- 内訳のある工事請求書(写し)など
- 竣工写真
申請で対象外になりやすい条件
要綱と案内から、手続きの順番や業者の選び方で対象外になりうる条件をまとめました。見積もりと契約の前に確認してください。
- 工事に着手してから申請すると対象外
- 対象確認の認定通知書が届く前に着手すると対象外
- 既に緑化済みの部分は対象外
- 防水・防根工事は対象外
- 完成後の現地検査は原則施主の立会いが必要
- 完成後10年間の維持管理・検査協力義務がある
- 1件あたり上限70万円。壁面緑化助成と同一年度に併用する場合も合計で上限70万円
- 完成後10年以上の維持管理者を確定させること
- 完成後10年間は区の検査に協力。枯れた場合は施主が良好な状態に復旧
受付期間と予算
目黒区が公表している受付期間です。予算の残りは公表されていないため、申請の前に窓口で確かめてください。
- 受付期間
- 記載なし
国・東京都の制度との併用
目黒区の案内の記載:壁面緑化助成と同一年度に両方を受ける場合は合計で上限70万円
よくある質問
目黒区の要綱・案内・公式ページで確認した内容(10月24日時点)から答えています。
屋上緑化助成制度はいま申請できますか?
今年度の受付状況は公式ページに記載がありませんです(2026年10月の確認時点)。区ページ(更新日2026年3月2日)に年度・受付期間・受付状況・予算の記載なし。対象確認申請書ページは「緑化工事を行う前まで」に提出とのみ記載
工事の前に申請が必要ですか?
緑化工事の前に対象確認を受けること。既に工事に着手している場合は助成対象とならない(対象確認申請書ページ)
国や東京都の補助金と一緒に使えますか?
目黒区の案内の記載は次のとおりです。壁面緑化助成と同一年度に両方を受ける場合は合計で上限70万円
パーゴラでつる性植物を這わせる場合の対象は
植物を植えたプランター等の面積が対象。パーゴラやネットの部分は壁面緑化の対象となる可能性がある
ビオトープ池・鑑賞池に生体の導入は必要か
不要。植物の量は水面の約3割が対象
既存樹木の移植の「敷地内」の範囲は
建物のある敷地の地上部。接道部(道路境界線から5m)から屋上へ移動する場合は対象外
庭のプランターの樹木を屋上へ移す場合は
庭が接道部の範囲外で、100ℓ以上のプランターに植えられていれば対象
問い合わせ先と出典
申請の前の相談や、自分の工事が対象になるかの確認は、目黒区の担当に問い合わせてください。
- 担当
- 目黒区 目黒区 都市整備部 みどり土木政策課 みどりの係
- 電話
- 03-5722-9355
目黒区のほかの制度
目黒区には、このほかにも住まいの工事に使える制度があります。対象の世帯や工事が違うので、合わせて確かめてください。