千代田区の制度受付開始前
千代田区の省エネルギー改修等助成制度
千代田区の「令和8年度千代田区省エネルギー改修等助成制度」は、住宅:LED照明などを対象にした千代田区の制度です。補助額は対象経費の50パーセント(税抜)、上限100万円ほか。工事を始める前に申請が必要です。
この制度の要点
千代田区の要綱・案内・公式ページで確認した内容(10月24日時点)です。
- いまの受付
- 受付開始前(11月2日から受付)
- 使える人
- 住宅:区内の既存建物の所有者(区分所有者を含む)、または所有者の承諾を得た者、マンション共用部:既存マンションの管理者・管理組合等など
- 対象の工事
- 住宅:LED照明、住宅:太陽光発電システム・蓄電システム・燃料電池(エネファーム)、住宅:窓断熱(内窓設置・外窓交換・ガラス交換)など
- 補助額
- 対象経費の50パーセント(税抜)、上限100万円ほか
- 申請の時期
- 着工前に申請
「助成対象工事は、工事着手前に申請を行い、令和9年3月15日(月曜日)までに完了報告書類一式を提出できるものに限ります。」 - 期限
- 申請は令和9年2月15日(月曜日)まで、完了報告は工事完了報告書類一式:令和9年3月15日(月曜日)。実績報告書:「使用量記録完了の年度(翌年度)の3月末日まで」。「令和7年度に本助成制度を申請した方の実績報告書の提出期限は、令和9年3月末日までです。」
- 区に確認が必要な点
- ガラス交換の面積の区分は、区のページ(1.4㎡・0.8㎡・0.1㎡)と案内PDF(2.8㎡・1.6㎡・0.2㎡)で書き方が違います。区で確かめてください。
- 太陽光発電・蓄電池・エネファームの上限額は、区のページに金額の記載がありません。
工事を始める前の申請が必要です。見積もりの段階で、この制度を使いたいことを業者に伝えておくと、書類の準備を進めやすくなります。
見積もりを依頼するリショップナビ(リフォーム一括見積もり)のサイトに移動します。
申請できる人と建物の条件
次の条件をすべて満たす必要があります。1つでも当てはまらないと、この制度は使えません。
申請する人
- 住宅:区内の既存建物の所有者(区分所有者を含む)、または所有者の承諾を得た者
- マンション共用部:既存マンションの管理者・管理組合等
- 区民(事業所の場合は区内事業者)であること
- 大企業でないこと(官公庁は対象外)
- 固定資産税や住民税等を滞納していないこと
- ちよエコ宣言を行っていること(ちよエコ宣言の対象外となる場合は除く)
対象の建物
- 区内の既存建物(住宅:戸建・マンション専有部等/マンション共用部)
対象になる工事・ならない工事
要綱や案内で対象外と書かれている工事もあります。見積もりの段階で、工事の内容が対象に入るか確かめてください。
対象になる工事
- 住宅:LED照明
- 住宅:太陽光発電システム・蓄電システム・燃料電池(エネファーム)
- 住宅:窓断熱(内窓設置・外窓交換・ガラス交換)
- 住宅:高効率ガス給湯器(潜熱回収型)
- マンション共用部:LED照明
- マンション共用部:空調・太陽光発電・蓄電システム
対象にならない工事・費用
- 建物の改修や取付工事等をすでに実施しているもの(要件「建物の改修や取付工事等をまだ実施していないこと。」)
- 未使用でない機器等(要件「未使用の機器等に改修すること。」)
- 申請者自身による取付け(施工業者による改修が要件)
補助額と計算例
補助額は、対象になる費用に補助率をかけた額か、上限額のどちらか低い方です。
| 対象 | 補助率・単価 | 上限 |
|---|---|---|
| 住宅:LED照明 | 対象経費の50パーセント(税抜) | 100万円 |
| 住宅:太陽光発電・蓄電システム・燃料電池(エネファーム) | 対象経費の20パーセント(税抜) | — |
| 住宅:窓断熱(内窓設置) 表ア~ウの1か所またはガラス1枚当たりの額の合計が助成金額(上限100万円)。助成金額は1,000円未満切り捨て。令和8年度から算出方法が対象経費の20%から助成単価に変更 | サイズ・性能に応じて定めた助成単価 窓1か所あたり:P(熱貫流率1.1以下)2.8㎡以上32,000円・1.6㎡以上2.8㎡未満22,000円・0.2㎡以上1.6㎡未満14,000円/S(1.1超過~1.5以下)26,000・17,000・11,000円/A(1.5超過~1.9以下)10,000・7,000・5,000円/B(1.9超過~2.3以下)7,000・5,000・4,000円 | 100万円 |
| 住宅:窓断熱(外窓交換) 窓断熱(ア~ウ)の合計で上限100万円。1,000円未満切り捨て | サイズ・性能に応じて定めた助成単価 窓1か所あたり(はつり工法・カバー工法):P(熱貫流率1.1以下)2.8㎡以上66,000円・1.6㎡以上2.8㎡未満49,000円・0.2㎡以上1.6㎡未満32,000円/S 59,000・44,000・29,000円/A 47,000・35,000・23,000円/B 31,000・23,000・15,000円 | 100万円 |
| 住宅:窓断熱(ガラス交換) 窓断熱(ア~ウ)の合計で上限100万円。面積区分は資料で読み取りが食い違う:区ページの表は「1.4平方メートル以上/0.8平方メートル以上1.4平方メートル未満/0.1平方メートル以上0.8平方メートル未満」、窓断熱案内PDFの読み取りは「2.8㎡以上/1.6㎡以上2.8㎡未満/0.2㎡以上1.6㎡未満」。掲載前に原本で面積区分を確認すること | サイズ・性能に応じて定めた助成単価 P(熱貫流率1.1以下)大22,000円・中13,000円・小4,000円/S 14,000・10,000・3,000円/A 12,000・7,000・2,000円/B 8,000・5,000・1,000円 | 100万円 |
| 住宅:高効率ガス給湯器(潜熱回収型) | 1台3万円 | — |
| マンション共用部:LED照明 総戸数100戸以下150万円、101〜200戸300万円、201戸以上450万円 | 対象経費の50パーセント(税抜) | 450万円 |
| マンション共用部:空調・太陽光発電・蓄電システム | 対象経費の20パーセント(税抜) | — |
各区分に共通:助成メニュー表では助成内容の欄が空欄で、上限の欄に「対象経費の20パーセント」が入っている(欄がまとめられた形)。上限金額の記載はない
住宅:LED照明の計算例
補助率は対象経費の50パーセント(税抜)、上限は100万円です。対象になる工事費が200万円を超えると、補助額は上限の100万円で止まります。
| 対象になる工事費 | 補助額 | 自己負担 |
|---|---|---|
| 100万円 | 50万円 | 50万円 |
| 200万円 | 100万円(上限) | 100万円 |
| 400万円 | 100万円(上限) | 300万円 |
マンション共用部:LED照明の計算例
補助率は対象経費の50パーセント(税抜)、上限は450万円です。対象になる工事費が900万円を超えると、補助額は上限の450万円で止まります。
| 対象になる工事費 | 補助額 | 自己負担 |
|---|---|---|
| 450万円 | 225万円 | 225万円 |
| 900万円 | 450万円(上限) | 450万円 |
| 1,800万円 | 450万円(上限) | 1,350万円 |
当サイトが補助率と上限額から計算した目安です。対象になる費用の範囲、消費税の扱い、端数の処理は要綱の定めにより、実際の額は区の審査で決まります。
申請から受け取りまでの流れ
千代田区の案内と要綱に書かれている手順です。申請の前に工事を始めたり契約したりすると、対象外になります。
- 窓口で事前相談(予約制)
- 工事着手前に助成金交付申請書と必要書類を提出(令和9年2月15日まで)。区が審査し決定を郵送
- 決定通知を受け取ってから工事(購入等)を開始
- 工事・支払い終了後、令和9年3月15日までに完了報告書類一式を提出(窓口または郵送)
- 助成金交付請求書を提出し、区が振込
- 工事前後1年間の電気・ガス使用量を記録し、実績報告書を提出
- 事前の相談
- まずは窓口での事前相談を案内(来庁は事前予約制)
- 申請の方法
- 交付申請書と必要書類を区に提出(提出方法の記載なし)。完了報告は窓口または郵送。来庁は事前予約制
- 主な提出書類
- 助成金交付申請書
- チェックリスト
- 見積書と内訳書
- 機器仕様のわかるパンフレット
- 図面
- 改修前の現況写真(カラー)
- 前年度の納税証明書の写し
- 住民であること等の確認書類
- ちよエコ宣言の確認資料
- 承諾書(所有者以外が申請する場合)
- マンション:工事実施の決議を示す書類
- LED・空調:該当する省エネ量計算シート
- 完了時:完了報告書、領収書、納品書・請求書、改修前後の写真、単線結線図(太陽光)、窓の施工証明書
- 交付請求時:助成金交付請求書
- 1年後:実績報告書
- 工事の期限
- 令和9年3月15日(月曜日)までに完了報告書類一式を提出できるものに限る
- 完了報告の期限
- 工事完了報告書類一式:令和9年3月15日(月曜日)。実績報告書:「使用量記録完了の年度(翌年度)の3月末日まで」。「令和7年度に本助成制度を申請した方の実績報告書の提出期限は、令和9年3月末日までです。」
申請で対象外になりやすい条件
要綱と案内から、手続きの順番や業者の選び方で対象外になりうる条件をまとめました。見積もりと契約の前に確認してください。
- 「助成対象工事は、工事着手前に申請を行い、令和9年3月15日(月曜日)までに完了報告書類一式を提出できるものに限ります。」
- 決定通知を受けてから工事(購入等)を開始する手順になっている
- 要件に「固定資産税や住民税等を滞納していないこと」がある
- 要件に「ちよエコ宣言を行っていること」がある(ちよエコ宣言の対象外となる場合を除く)
- 受付は先着順。申請受付再開後も予算がなくなりしだい受付を終了する
- 工事前後1年間の電気・ガス等の使用量を記録し、実績報告書を提出する
- 同一年度・同一建築物につき1回
- 機器は5年間の維持管理義務
- 振込口座は申請者名義
- 変更時は計画変更申請書を速やかに提出
- 施工業者の条件:施工業者が取付けを行うこと(申請者自身による取付けは不可)。業者の資格要件の記載なし
受付期間と予算
千代田区が公表している受付期間です。予算の残りは公表されていないため、申請の前に窓口で確かめてください。
- 受付期間
- 令和8年11月2日(月曜日)(申請受付再開)〜令和9年2月15日(月曜日)まで
「受付は、先着順です。予算がなくなりしだい、助成を終了します。」申込多数で一時受付停止の後、予算確保により再開
国・東京都の制度との併用
千代田区の案内の記載:他の助成金との併用可。工事完了時に併用助成金の確定通知の写し等を提出
同じ工事の場所に使える国・東京都の制度です。23区のどこに住んでいても使えます。
- みらいエコ住宅2026事業国・上限 平成3年以前築:義務基準100万円など・工事の後に申請できる
- 先進的窓リノベ2026事業国・上限 1戸あたり100万円・工事の後に申請できる
- 給湯省エネ2026事業国・上限 基本額+性能加算額+撤去加算額。上限台数:戸建…・工事の後に申請できる
- 既存住宅の断熱リフォーム支援事業国・上限 戸建住宅120万円/戸・業者との契約前に申請
- 既存住宅における省エネ改修促進事業東京都・上限 窓・ドア:戸建住宅 200万円/戸・業者との契約前に申請
- 熱と電気の有効利用促進事業東京都・上限 エコキュート等:定額。太陽熱利用システム 55…・業者との契約前に申請
千代田区で工事の場所ごとに見る
この制度の対象になる工事の場所について、千代田区の制度と国・東京都の制度を合わせた一覧と、申請の順番をまとめています。
よくある質問
千代田区の要綱・案内・公式ページで確認した内容(10月24日時点)から答えています。
省エネルギー改修等助成制度はいま申請できますか?
受付開始前(11月2日から受付)です(2026年10月の確認時点)。区ページ(2026年10月23日更新)「予算の確保ができましたので、受付を再開する運びとなりました。」「申請受付再開は、令和8年11月2日(月曜日)から行います。」→ 今日(2026年10月27日)は再開日より前
工事の前に申請が必要ですか?
「助成対象工事は、工事着手前に申請を行い、令和9年3月15日(月曜日)までに完了報告書類一式を提出できるものに限ります。」
どの業者に頼めばよいですか?
千代田区の案内の記載は次のとおりです。施工業者が取付けを行うこと(申請者自身による取付けは不可)。業者の資格要件の記載なし
国や東京都の補助金と一緒に使えますか?
千代田区の案内の記載は次のとおりです。他の助成金との併用可。工事完了時に併用助成金の確定通知の写し等を提出
問い合わせ先と出典
申請の前の相談や、自分の工事が対象になるかの確認は、千代田区の担当に問い合わせてください。
- 担当
- 千代田区 環境まちづくり部 環境政策課 エネルギー対策係
- 電話
- 03-5211-4256
千代田区のほかの制度
千代田区には、このほかにも住まいの工事に使える制度があります。対象の世帯や工事が違うので、合わせて確かめてください。