千代田区の制度

千代田区の高齢者福祉住環境整備

千代田区の「高齢者福祉住環境整備(介護予防住宅改修等給付・自立支援設備改修等給付)」は、介護予防住宅改修等給付:手すりの取り付けなどを対象にした千代田区の制度です。補助額は利用者負担10%(全段階)、上限20万円ほか。工事の後に申請できます。

この制度の要点

千代田区の要綱・案内・公式ページで確認した内容(10月24日時点)です。

いまの受付
通年で受付
使える人
65歳以上の千代田区民の方で日常生活の動作等に困難があり、区が調査を行った結果…、介護予防住宅改修等給付:介護認定を受けていない、または非該当の方など
対象の工事
介護予防住宅改修等給付:手すりの取り付け、介護予防住宅改修等給付:段差の解消、介護予防住宅改修等給付:床または通路面の材料変更(滑り防止・移動の円滑…など
補助額
利用者負担10%(全段階)、上限20万円ほか
申請の時期
工事後でも申請可
「事前の申請が必要です。」「工事後の申請はできません。」
期限
随時

補助の額は制度の条件で決まりますが、払う額は工事の費用で変わります。費用は見積もりで確かめます。

見積もりを依頼する

リショップナビ(リフォーム一括見積もり)のサイトに移動します。

申請できる人と建物の条件

次の条件をすべて満たす必要があります。1つでも当てはまらないと、この制度は使えません。

申請する人

  • 65歳以上の千代田区民の方で日常生活の動作等に困難があり、区が調査を行った結果、介護予防・自立支援の観点から改修が必要と認めた方
  • 介護予防住宅改修等給付:介護認定を受けていない、または非該当の方
  • 自立支援設備改修等給付:要支援または要介護認定を受けている方
  • IHクッキングヒーター:認知症等により火災予防が必要な方

対象の建物

  • 給付限度額は同一住宅が基準。自立支援設備改修の各項目は同一住宅で1回限り

対象になる工事・ならない工事

要綱や案内で対象外と書かれている工事もあります。見積もりの段階で、工事の内容が対象に入るか確かめてください。

対象になる工事

  • 介護予防住宅改修等給付:手すりの取り付け
  • 介護予防住宅改修等給付:段差の解消
  • 介護予防住宅改修等給付:床または通路面の材料変更(滑り防止・移動の円滑化)
  • 介護予防住宅改修等給付:引き戸等への扉の取り替え
  • 介護予防住宅改修等給付:洋式便器等への取り替え
  • 介護予防住宅改修等給付:上記に必要な付帯工事
  • 介護予防住宅改修等給付:福祉用具の購入(すのこ、浴用椅子、浴槽台、バスボード、トイレ用手すり)
  • 自立支援設備改修等給付:浴槽の取り替えと付帯する給湯設備等の工事
  • 自立支援設備改修等給付:流し・洗面台の取り替えと付帯する給湯設備等の工事
  • 自立支援設備改修等給付:便器の洋式化と付帯工事
  • 自立支援設備改修等給付:階段昇降機設置工事
  • 自立支援設備改修等給付:ホームエレベーター設置工事
  • 自立支援設備改修等給付:IHクッキングヒーター(据置型またはビルトイン型)の設置と付帯工事
  • 自立支援設備改修等給付:卓上型IHクッキングヒーターの購入(本体費用のみ)

対象にならない工事・費用

  • 「破損や老朽化による改修、リフォーム、間取りの変更を伴う大規模工事は給付の対象になりません。」

補助額と計算例

補助額は、対象になる費用に補助率をかけた額か、上限額のどちらか低い方です。

対象補助率・単価上限
介護予防住宅改修等給付
上限は給付対象工事費の上限(同一住宅につき20万円、複数回に分けて利用可)。rate_pctは区負担割合(100%−利用者負担率)
利用者負担10%(全段階)20万円
浴槽の取り替え等利用者負担:第1〜5段階10%、第6〜7段階15%、第8〜9段階20%、第10〜18段階30%37.9万円
流し・洗面台の取り替え等利用者負担:浴槽と同じ区分15.6万円
便器の洋式化利用者負担:浴槽と同じ区分10.6万円
階段昇降機設置利用者負担:第1〜3段階10%、第4段階15%、第5段階20%、第6段階25%、第7段階30%、第8段階35%、第9段階40%、第10段階50%、第11〜18段階60%100万円
ホームエレベーター設置利用者負担:階段昇降機と同じ区分70万円
IHクッキングヒーター(据置型・ビルトイン型)設置利用者負担:浴槽と同じ区分20万円
卓上型IHクッキングヒーター購入
本体費用のみ
利用者負担10%(全段階)2万円

各区分に共通:給付対象工事費の上限

介護予防住宅改修等給付の計算例

補助率は利用者負担10%(全段階)、上限は20万円です。対象になる工事費が222,222円を超えると、補助額は上限の20万円で止まります。

対象になる工事費補助額自己負担
11万円9.9万円1.1万円
22万円19.8万円2.2万円
44万円20万円(上限)24万円

卓上型IHクッキングヒーター購入の計算例

補助率は利用者負担10%(全段階)、上限は2万円です。対象になる工事費が22,222円を超えると、補助額は上限の2万円で止まります。

対象になる工事費補助額自己負担
1万円9,000円1,000円
2万円1.8万円2,000円
4万円2万円(上限)2万円

当サイトが補助率と上限額から計算した目安です。対象になる費用の範囲、消費税の扱い、端数の処理は要綱の定めにより、実際の額は区の審査で決まります。

申請から受け取りまでの流れ

千代田区の案内と要綱に書かれている手順です。

  1. 事前相談(まず電話で相談)
  2. 訪問調査
  3. 工事施行事業者の選定
  4. 書類提出(工事計画書、見積書、図面、写真など)
  5. 審査
  6. 決定通知(給付内容・給付額・自己負担額)
  7. 改修工事
  8. 改修工事完了の確認
  9. 給付(支払い)
事前の相談
事前相談(まず電話で相談)
申請の方法
まず電話で事前相談。相談時に「高齢者福祉住環境整備相談・改修給付申請書」を提出し、訪問調査を経て書類提出
主な提出書類
  • 高齢者福祉住環境整備相談・改修給付申請書
  • 工事計画書
  • 見積書
  • 図面
  • 写真
申請書の様式(千代田区の公式ページ)

申請で対象外になりやすい条件

要綱と案内から、手続きの順番や業者の選び方で対象外になりうる条件をまとめました。見積もりと契約の前に確認してください。

  • 工事後の申請は不可
  • 破損・老朽化による改修、リフォーム、間取り変更を伴う大規模工事は対象外
  • 要介護認定を受けている場合は介護保険を利用して改修(重複利用不可)
  • 上限は給付額ではなく給付対象工事費の上限
  • 決定通知まで1か月程度かかる
  • 介護予防住宅改修等給付は同一住宅につき給付対象工事費20万円まで(分割利用可)
  • 自立支援設備改修の各項目は同一住宅で1回限り
  • 介護保険との重複利用はできない

受付期間と予算

千代田区が公表している受付期間です。予算の残りは公表されていないため、申請の前に窓口で確かめてください。

受付期間
随時

国・東京都の制度との併用

千代田区の案内の記載:「要介護認定を受けている場合は、介護保険を利用して、改修を行っていただきます(重複の利用はできません)。」

同じ工事の場所に使える国・東京都の制度です。23区のどこに住んでいても使えます。

よくある質問

千代田区の要綱・案内・公式ページで確認した内容(10月24日時点)から答えています。

高齢者福祉住環境整備(介護予防住宅改修等給付・自立支援設備改修等給付)はいま申請できますか?

通年で受付です(2026年10月の確認時点)。区ページ(2026年7月2日更新)の見出し「実施(受付)日時」の欄の記載が「随時」。「受付中」の文言はなし(「随時」の受付を通年として分類)

工事の前に申請が必要ですか?

「事前の申請が必要です。」「工事後の申請はできません。」

国や東京都の補助金と一緒に使えますか?

千代田区の案内の記載は次のとおりです。「要介護認定を受けている場合は、介護保険を利用して、改修を行っていただきます(重複の利用はできません)。」

問い合わせ先と出典

申請の前の相談や、自分の工事が対象になるかの確認は、千代田区の担当に問い合わせてください。

担当
千代田区 保健福祉部 高齢介護課 介護事業指定係
電話
03-5211-4336(ほか高齢者あんしんセンター麹町 03-3265-6141、神田 03-5297-2255)

千代田区のほかの制度

千代田区には、このほかにも住まいの工事に使える制度があります。対象の世帯や工事が違うので、合わせて確かめてください。

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