杉並区の制度
杉並区の再生可能エネルギー等の導入助成及び断熱改修等省エネルギー対策助成
杉並区の「杉並区再生可能エネルギー等の導入助成及び断熱改修等省エネルギー対策助成」は、太陽光発電システム(JETまたはIECEE-PV-FCS制度に加盟する海外認証…などを対象にした杉並区の制度です。補助額は公称最大出力1kWあたり40,000円、上限12万円ほか。工事の後に申請できます。
この制度の要点
杉並区の要綱・案内・公式ページで確認した内容(10月24日時点)です。
- いまの受付
- 受付中
- 使える人
- 居住する区内住宅に設置した杉並区民、区内の建築物を所有し、居住していない住宅等に設置した区民など
- 対象の工事
- 太陽光発電システム(JETまたはIECEE-PV-FCS制度に加盟する…、強制循環式ソーラーシステム(BL部品認定品)、自然循環式太陽熱温水器(BL部品認定品)など
- 補助額
- 公称最大出力1kWあたり40,000円、上限12万円ほか
- 申請の時期
- 工事後でも申請可
工事・支払い完了後に申請する必要がある - 期限
- 申請は令和9年2月26日(金)必着まで、完了報告は事後申請のため申請と一体(令和9年2月26日必着)
申請できる人と建物の条件
次の条件をすべて満たす必要があります。1つでも当てはまらないと、この制度は使えません。
申請する人
- 居住する区内住宅に設置した杉並区民
- 区内の建築物を所有し、居住していない住宅等に設置した区民
- 区内の店舗・事業所に導入した中小企業者(申請時に代表者が区内居住者)
- 区内分譲共同住宅の共用部分に導入した管理組合または管理者
- 区内建物に導入した医療法人、社会福祉法人、学校法人
- 区内建物に導入した町会、自治会、商店街組合等
- 申請者・契約者・支払者が同一人であること
対象の建物
- 高日射反射率塗装・窓等断熱改修・断熱材・断熱フィルム・節水シャワーヘッドは既存住宅のみ
- 店舗や事業所等の非居住用建物も対象(節水シャワーヘッドを除く)
対象になる工事・ならない工事
要綱や案内で対象外と書かれている工事もあります。見積もりの段階で、工事の内容が対象に入るか確かめてください。
対象になる工事
- 太陽光発電システム(JETまたはIECEE-PV-FCS制度に加盟する海外認証機関による太陽電池モジュール認証)
- 強制循環式ソーラーシステム(BL部品認定品)
- 自然循環式太陽熱温水器(BL部品認定品)
- 定置用リチウムイオン蓄電池(SII登録品、蓄電容量3kWh以上)
- エコキュート、ハイブリッド給湯器(区分ごとの効率基準あり)
- 家庭用燃料電池(エネファーム、FCA指定品)
- 高日射反射率塗装(屋根・外壁、近赤外線領域の日射反射率50%以上)
- 窓等断熱改修(ガラス交換・内窓・外窓・ドア・引戸、先進的窓リノベ2026等の登録製品)
- 雨水タンク(雨どいから取水する既製品)
- 断熱材(北海道環境財団またはみらいエコ住宅2026の登録品、熱抵抗値 屋根・天井・外壁2.7以上、床2.2以上)
- 断熱フィルム
- 節水シャワーヘッド(30%以上節水または毎分7リットル以下、税抜6,000円以上)
対象にならない工事・費用
- 未使用品でないもの・リース品(申請要件「未使用品であること、かつ、リース品ではないこと」)
- 断熱材・断熱フィルムの諸経費・処分費等(材料費と直接工事費のみ対象)
- 申請代行費、保証費、諸経費
- エネルギーマネジメント機器費・IoT関連機器費(助成対象機器の関連部材として機能する場合のみ対象)
- 高日射反射率塗装の屋根カバー工法・重ね葺き
- 防火用水等の長期貯留目的の雨水タンク
補助額と計算例
補助額は、対象になる費用に補助率をかけた額か、上限額のどちらか低い方です。
| 対象 | 補助率・単価 | 上限 |
|---|---|---|
| 太陽光発電システム 耐用期間17年 | 公称最大出力1kWあたり40,000円 1kWあたり40,000円 | 12万円 |
| 強制循環式ソーラーシステム | 集熱器面積1㎡あたり20,000円 1㎡あたり20,000円 | 6万円 |
| 自然循環式太陽熱温水器 | 集熱器面積1㎡あたり10,000円 1㎡あたり10,000円 | 2万円 |
| 定置用リチウムイオン蓄電池 | 定額50,000円 | 5万円 |
| エコキュート、ハイブリッド給湯器 | 定額50,000円 | 5万円 |
| 家庭用燃料電池(エネファーム) | 定額50,000円 | 5万円 |
| 高日射反射率塗装(既存住宅のみ) 屋根・外壁合計上限。耐用期間10年 | 経費の20% | 15万円 |
| 窓等断熱改修(既存住宅のみ) 合計上限。耐用期間10年 | 区分別の定額 ガラス交換1枚あたり大4,000円・中3,000円・小2,000円/内窓・外窓1カ所あたり大10,000円・中7,000円・小4,000円/ドア・引戸1カ所あたり大13,000円・中10,000円 | 15万円 |
| 雨水タンク | 本体価格(税抜)の50% | 2万円 |
| 断熱材(既存住宅のみ) 耐用期間10年 | 税抜経費の20% | 15万円 |
| 断熱フィルム(既存住宅のみ) | 税抜経費の50% | 4万円 |
| 節水シャワーヘッド(既存住宅のみ) | 定額3,000円 | 3,000円 |
| 同一年度の合計上限 パンフ記載。1,000円未満切り捨て | 再生可能エネルギー等 25万円、断熱改修等 30万円 | — |
各区分に共通:耐用期間15年。耐用期間6年。同一世帯1回
高日射反射率塗装(既存住宅のみ)の計算例
補助率は経費の20%、上限は15万円です。対象になる工事費が75万円を超えると、補助額は上限の15万円で止まります。
| 対象になる工事費 | 補助額 | 自己負担 |
|---|---|---|
| 38万円 | 7.6万円 | 30.4万円 |
| 75万円 | 15万円(上限) | 60万円 |
| 150万円 | 15万円(上限) | 135万円 |
雨水タンクの計算例
補助率は本体価格(税抜)の50%、上限は2万円です。対象になる工事費が4万円を超えると、補助額は上限の2万円で止まります。
| 対象になる工事費 | 補助額 | 自己負担 |
|---|---|---|
| 2万円 | 1万円 | 1万円 |
| 4万円 | 2万円(上限) | 2万円 |
| 8万円 | 2万円(上限) | 6万円 |
当サイトが補助率と上限額から計算した目安です。対象になる費用の範囲、消費税の扱い、端数の処理は要綱の定めにより、実際の額は区の審査で決まります。
申請から受け取りまでの流れ
杉並区の案内と要綱に書かれている手順です。
- 工事・支払いを完了
- 必要書類を窓口持参または郵送で提出(交付申請)
- 審査
- 交付決定通知
- 助成金支払い・振込(受付から2〜3か月程度)
- 申請の方法
- 申請者または代行者(施工者・販売店など)が環境課温暖化対策係窓口(区役所西棟7階)に持参、または郵送(締切日必着、レターパック・特定記録・簡易書留等の記録が残る方法)
- 主な提出書類
- 申請書兼請求書(第1号様式)
- 工事概要(第2号様式)※施工者が記入
- 完了報告書(第2号の2様式)
- 杉並区居住を確認できる本人確認書類の写し(受付日時点で有効)
- 領収書の写し(申請者名義で全額支払いが分かるもの)
- 助成対象経費の内訳が分かる書類(見積書、領収内訳書等)
- パンフレット・カタログ等の写し(型式、導入要件が分かる部分)
- 国・都・他機関の助成を受ける場合:交付予定額が分かる書類
- 申請者区分別の登記事項証明書等(区外の導入先所有者、法人、管理組合、町会等)
- 機器別の書類・写真(保証書、性能証明書、設置写真等)
- 工事の期限
- 機器の設置または工事完了日が令和8年2月1日~令和9年1月31日
- 完了報告の期限
- 事後申請のため申請と一体(令和9年2月26日必着)
申請で対象外になりやすい条件
要綱と案内から、手続きの順番や業者の選び方で対象外になりうる条件をまとめました。見積もりと契約の前に確認してください。
- 申請者・契約者・支払者が同一人でないと対象外
- 耐用期間内は同じ種類の機器で再申請できない(例:昨年度1階の窓で助成を受けた世帯は今年度2階の窓で申請不可)
- 令和9年2月26日必着。郵送で不備書類は返送されず再提出
- 写真に撮影日の記載が必要。不鮮明・夜間撮影等は不可
- 修正液・消せるボールペン・鉛筆は使用不可
- 登記の現在事項証明書は法務局発行のものが必要(登記情報提供サービスの取得物は不可)
- 予算枠到達で受付終了、抽選の場合あり
- 同一世帯・同一事業者につき同一種類の機器は1回限り(交付申請時点で過去の助成機器の耐用期間が経過していれば再申請可)
- 雨水タンク、断熱フィルム、節水シャワーヘッドは同一世帯で1回に限り申請可能
- 同一年度の上限:再生可能エネルギー等25万円、断熱改修等30万円
受付期間と予算
杉並区が公表している受付期間と予算の状況です。予算や件数に達すると、期限より前に受付が終わります。
- 受付期間
- 令和8年4月10日(金)〜令和9年2月26日(金)必着
予算枠に達した時点で受付終了。予算額に達した場合は抽選を実施することがある - 予算
- 令和8年度予算 226,560,000円
- 予算の残り
- 申請受付累計99,915,000円、残126,645,000円、申込率44.10%(令和8年10月13日) 出典
国・東京都の制度との併用
杉並区の案内の記載:国、都、その他機関の助成金と併用可。ただし助成金額の合計が助成対象経費を超えないこと(超える場合は区の助成を減額)。併用が禁止されている助成金もあるため併用先に確認(パンフ)
同じ工事の場所に使える国・東京都の制度です。23区のどこに住んでいても使えます。
- みらいエコ住宅2026事業国・上限 平成3年以前築:義務基準100万円など・工事の後に申請できる
- 先進的窓リノベ2026事業国・上限 1戸あたり100万円・工事の後に申請できる
- 給湯省エネ2026事業国・上限 基本額+性能加算額+撤去加算額。上限台数:戸建…・工事の後に申請できる
- 既存住宅の断熱リフォーム支援事業国・上限 戸建住宅120万円/戸・業者との契約前に申請
- 既存住宅のZEH化改修促進支援事業国・上限 1戸あたり上限250万円・業者との契約前に申請
- 既存住宅における省エネ改修促進事業東京都・上限 窓・ドア:戸建住宅 200万円/戸・業者との契約前に申請
杉並区で工事の場所ごとに見る
この制度の対象になる工事の場所について、杉並区の制度と国・東京都の制度を合わせた一覧と、申請の順番をまとめています。
よくある質問
杉並区の要綱・案内・公式ページで確認した内容(10月24日時点)から答えています。
再生可能エネルギー等の導入助成及び断熱改修等省エネルギー対策助成はいま申請できますか?
受付中です(2026年10月の確認時点)。申請受付期間 令和8年4月10日~令和9年2月26日。令和8年10月13日時点で申込率44.10%、残126,645,000円
工事の前に申請が必要ですか?
工事・支払い完了後に申請する必要がある
どの業者に頼めばよいですか?
杉並区の案内の記載は次のとおりです。クール・ネット東京の補助金を併用する場合、同サイトに記載された事業者は手続代行者・施工事業者の対象外
国や東京都の補助金と一緒に使えますか?
杉並区の案内の記載は次のとおりです。国、都、その他機関の助成金と併用可。ただし助成金額の合計が助成対象経費を超えないこと(超える場合は区の助成を減額)。併用が禁止されている助成金もあるため併用先に確認(パンフ)
問い合わせ先と出典
申請の前の相談や、自分の工事が対象になるかの確認は、杉並区の担当に問い合わせてください。
- 担当
- 杉並区 環境部環境課温暖化対策係
- 電話
- 03-5307-0672
杉並区のほかの制度
杉並区には、このほかにも住まいの工事に使える制度があります。対象の世帯や工事が違うので、合わせて確かめてください。