墨田区の制度
墨田区の地球温暖化防止設備導入助成制度
墨田区の「地球温暖化防止設備導入助成制度」は、遮熱塗装(近赤外域の日射反射率50%以上の塗料等、屋根全体)などを対象にした墨田区の制度です。補助額は工事費の10%、上限15万円ほか。工事を始める前に申請が必要です。
この制度の要点
墨田区の要綱・案内・公式ページで確認した内容(10月24日時点)です。
- いまの受付
- 受付期間内(申請は2月26日まで)
- 使える人
- 区内の建築物の所有者(個人、マンション管理組合、中小企業者、学校法人、社会福祉…、住民税を滞納していないことなど
- 対象の工事
- 遮熱塗装(近赤外域の日射反射率50%以上の塗料等、屋根全体)、断熱材(屋根・床・天井・壁。R値は屋根・天井・外壁2.7以上、床2.2…、断熱窓(熱貫流率2.7W/㎡・K以下の複層…
- 補助額
- 工事費の10%、上限15万円ほか
- 申請の時期
- 着工前に申請
着工前申請が必須。「足場設置などで着工すると、受付も助成対象にもなりません」 - 期限
- 申請は令和9年2月26日まで、完了報告は令和9年3月17日(完了書類審査の合格期限)
工事を始める前の申請が必要です。見積もりの段階で、この制度を使いたいことを業者に伝えておくと、書類の準備を進めやすくなります。
見積もりを依頼するリショップナビ(リフォーム一括見積もり)のサイトに移動します。
申請できる人と建物の条件
次の条件をすべて満たす必要があります。1つでも当てはまらないと、この制度は使えません。
申請する人
- 区内の建築物の所有者(個人、マンション管理組合、中小企業者、学校法人、社会福祉法人、医療法人等)
- 住民税を滞納していないこと
- 導入する住宅の販売を目的としていないこと
- 所有者が複数いる場合は申請者以外の所有者からの委任状が必要
- 直管型LED照明、V2H、充電設備は事業所が対象外
対象の建物
- 区内の建築物
- 遮熱塗装・断熱材・窓・直管型LEDは既築のみ
- 分譲マンションの専有部分やワンオーナーマンションは戸建て扱い。「分譲マンション」の上限は管理組合が共用部分に導入する場合
対象になる工事・ならない工事
要綱や案内で対象外と書かれている工事もあります。見積もりの段階で、工事の内容が対象に入るか確かめてください。
対象になる工事
- 遮熱塗装(近赤外域の日射反射率50%以上の塗料等、屋根全体)
- 断熱材(屋根・床・天井・壁。R値は屋根・天井・外壁2.7以上、床2.2以上。北海道環境財団の登録品)
- 断熱窓(熱貫流率2.7W/㎡・K以下の複層ガラス内窓またはガラス交換。部屋単位で全窓を改修)
- 直管型LED照明(直管蛍光灯からの交換)
- 燃料電池発電給湯器(エネファーム)
- 家庭用蓄電システム(環境共創イニシアチブの補助対象機器。業務用除く)
- HEMS(ECHONET Lite搭載またはそれに準ずる性能)
- V2H(次世代自動車振興センター認定)
- 充電設備(次世代自動車振興センター認定品)
- 太陽光発電(10kW未満、JET等の認証品、1kWあたり製品費・工事費50万円以下)
- 宅配ボックス(BL認定品、移設できないよう固定)
対象にならない工事・費用
- 消費税(助成対象経費から除外)
- 未使用品でないもの(すべて未使用品に限る)
- 着工後の申請(足場設置などで着工すると受付も助成対象にもならない)
補助額と計算例
補助額は、対象になる費用に補助率をかけた額か、上限額のどちらか低い方です。
| 対象 | 補助率・単価 | 上限 |
|---|---|---|
| 遮熱塗装 上限:戸建・事業所15万円/分譲マンション30万円。工事費下限は税抜 | 工事費の10% | 15万円 |
| 断熱材 | 工事費の10% | 15万円 |
| 断熱(窓) | 工事費の10% | 15万円 |
| 直管型LED照明 上限:戸建3万円/分譲マンション15万円 | 工事費の1/2 | 3万円 |
| エネファーム 過去に給湯器で助成を受けた場合は対象外 | 工事費の10% | 5万円 |
| 家庭用蓄電システム | 工事費の10% | 5万円 |
| HEMS | 工事費の20% | 2万円 |
| V2H 製品費用が10万円以上。戸建の上限 | 製品費用の1/4 | 40万円 |
| 充電設備 分譲マンションは2基まで | 工事費の4/5 7万5千円/基 | 7.5万円 |
| 太陽光発電 | 1kWあたり5万円×容量と工事費のいずれか低い額 | 20万円 |
| 宅配ボックス 上限:戸建・事業所5万円/分譲マンション10万円 | 工事費の1/2 | 5万円 |
各区分に共通:上限:戸建・事業所15万円/分譲マンション50万円。過去に本助成を受けた場合は対象外
遮熱塗装の計算例
補助率は工事費の10%、上限は15万円です。対象になる工事費が150万円を超えると、補助額は上限の15万円で止まります。対象になる工事費が10万円に満たない場合は対象外です。
| 対象になる工事費 | 補助額 | 自己負担 |
|---|---|---|
| 10万円 | 1万円 | 9万円 |
| 75万円 | 7.5万円 | 67.5万円 |
| 150万円 | 15万円(上限) | 135万円 |
| 300万円 | 15万円(上限) | 285万円 |
断熱材の計算例
補助率は工事費の10%、上限は15万円です。対象になる工事費が150万円を超えると、補助額は上限の15万円で止まります。対象になる工事費が10万円に満たない場合は対象外です。
| 対象になる工事費 | 補助額 | 自己負担 |
|---|---|---|
| 10万円 | 1万円 | 9万円 |
| 75万円 | 7.5万円 | 67.5万円 |
| 150万円 | 15万円(上限) | 135万円 |
| 300万円 | 15万円(上限) | 285万円 |
当サイトが補助率と上限額から計算した目安です。対象になる費用の範囲、消費税の扱い、端数の処理は要綱の定めにより、実際の額は区の審査で決まります。
申請から受け取りまでの流れ
墨田区の案内と要綱に書かれている手順です。申請の前に工事を始めたり契約したりすると、対象外になります。
- 工事着工の1か月前から7営業日前までに対象確認申請書等を窓口へ提出
- 区による書類審査
- 対象確認通知の受領
- 工事着工・完了
- 交付申請書兼工事完了届等を提出(令和9年3月17日までに書類審査に合格)
- 交付額決定
- 請求書兼口座振替依頼書を提出
- 事前の相談
- 法人は事前相談が必要。建物所有者が複数の場合は事前に相談
- 申請の方法
- 環境保全課窓口へ持参のみ(郵送不可。郵送された場合は着払いで返送)。請求書のみ電子申請可(入力値)
- 主な提出書類
- 対象確認申請書(様式あり)
- 製品カタログ
- 施工箇所がわかる図面
- 申請者宛の見積書(内訳・型番・数量記載。「一式」表記等の場合は内訳書も)
- 撮影日入りの着工前写真(建物全景と工事予定箇所)
- 国・都の同種補助の交付予定額または決定額がわかる書類(該当する場合)
- 設備別資料(遮熱塗装:反射率資料・色見本/断熱材:北海道環境財団の適合資料/LED:現状照明の銘板写真等/エネファーム:登録リスト写し/HEMS:ECHONET Lite対応資料/蓄電:対象機器資料・全機器の設置写真/V2H・充電設備:認定資料/太陽光:登録リスト写し・パネル割付図/宅配ボックス:BL認定資料)
- 個人:令和7年度分の住民税納税証明書または非課税証明書、同意書(様式あり)、所有者全員の住所・氏名・建物概要がわかる書類(既築は登記事項証明書等)、委任状(所有者2人以上)
- 管理組合:管理規約の写し、理事長であることを示す資料、理事会等での承認を示す議案・議事録
- 法人:法人住民税納税証明書、履歴事項全部証明書、建物所有を示す書類
- 変更時:工事変更届(様式あり)と変更前後の図面・契約書・見積書等
- 工事の期限
- 令和9年3月17日までに区による工事完了後の書類審査に合格すること
- 完了報告の期限
- 令和9年3月17日(完了書類審査の合格期限)
申請で対象外になりやすい条件
要綱と案内から、手続きの順番や業者の選び方で対象外になりうる条件をまとめました。見積もりと契約の前に確認してください。
- 足場設置も着工扱い。着工後は受付不可
- 申請は着工の7営業日前まで(着工日を含まず土日祝除く)
- 窓口持参のみ。郵送は着払い返送
- 工事内容の変更は変更工事前に変更届を出さないと助成を受けられない可能性。助成と関係のない工事でも当初見積書記載の工事を変更する場合は届出が必要
- 令和9年3月17日までに完了書類審査に合格しないと対象外
- 窓は部屋単位で全窓の改修が条件
- 制度ページに列挙された4社が手続代行・施工した工事は対象外。「区の助成金がもうすぐ無くなる」等と契約を急がせる営業の事例があり、区は周知を民間事業者に依頼していない
- 1建物につき各設備1回限り
- 断熱材・窓は過去に本助成を受けた場合は対象外
- エネファームは過去に給湯器で助成を受けた場合は対象外
受付期間と予算
墨田区が公表している受付期間と予算の状況です。予算や件数に達すると、期限より前に受付が終わります。
- 受付期間
- 令和8年4月1日〜令和9年2月26日
予算額に達した時点で終了。工事着工の1か月前から7営業日前までに申請(営業日は着工日を含まず土日祝を除く) - 予算
- 当初予算51,600,000円
- 予算の残り
- 予算残額23,088,100円(件数427件、申請受付累計金額28,511,900円)(令和8年10月1日現在) 出典
国・東京都の制度との併用
墨田区の案内の記載:「他団体の補助制度も合わせて利用できます」「国・東京都の補助制度と併用できます」。国・東京都から同種の補助を受ける場合は、助成対象経費からその補助額を差し引いた額で算定
同じ工事の場所に使える国・東京都の制度です。23区のどこに住んでいても使えます。
- みらいエコ住宅2026事業国・上限 平成3年以前築:義務基準100万円など・工事の後に申請できる
- 先進的窓リノベ2026事業国・上限 1戸あたり100万円・工事の後に申請できる
- 既存住宅の断熱リフォーム支援事業国・上限 戸建住宅120万円/戸・業者との契約前に申請
- 既存住宅のZEH化改修促進支援事業国・上限 1戸あたり上限250万円・業者との契約前に申請
- 既存住宅における省エネ改修促進事業東京都・上限 窓・ドア:戸建住宅 200万円/戸・業者との契約前に申請
墨田区で工事の場所ごとに見る
この制度の対象になる工事の場所について、墨田区の制度と国・東京都の制度を合わせた一覧と、申請の順番をまとめています。
よくある質問
墨田区の要綱・案内・公式ページで確認した内容(10月24日時点)から答えています。
地球温暖化防止設備導入助成制度はいま申請できますか?
受付期間内(申請は2月26日まで)です(2026年10月の確認時点)。締切と残額からの判断(区が「受付中」と明記しているかは取得結果で未確認):「申請受付期間 令和8年4月1日から令和9年2月26日まで(予算額に達した時点で終了)」「令和8年10月1日現在 予算残額23,088,100円」
工事の前に申請が必要ですか?
着工前申請が必須。「足場設置などで着工すると、受付も助成対象にもなりません」
どの業者に頼めばよいですか?
墨田区の案内の記載は次のとおりです。以下の手続代行者及び施工事業者は対象外(不正手続を受けた措置):1 フューチャーメディアコミュニケーションズ株式会社(令和9年2月15日までに施工する工事)、2 資源開発株式会社、3 タイムリープ・アセット株式会社(2・3は都事業において対象外とする期間に施工する工事)、4 スマートソーラー株式会社(令和9年7月9日までに施工する工事)
国や東京都の補助金と一緒に使えますか?
墨田区の案内の記載は次のとおりです。「他団体の補助制度も合わせて利用できます」「国・東京都の補助制度と併用できます」。国・東京都から同種の補助を受ける場合は、助成対象経費からその補助額を差し引いた額で算定
問い合わせ先と出典
申請の前の相談や、自分の工事が対象になるかの確認は、墨田区の担当に問い合わせてください。
- 担当
- 墨田区 環境保全課 環境管理担当
- 電話
- 03-5608-6207
墨田区のほかの制度
墨田区には、このほかにも住まいの工事に使える制度があります。対象の世帯や工事が違うので、合わせて確かめてください。